録音したボーカルを確認したらサーとかボフッとかピチャッってノイズがのってて気になる…。
こんな経験ありませんか?
サーという音は空調などの 空気の音(ホワイトノイズ)
ボフッという音は ポップノイズ
ピチャとか唇の離れるときのパッという音は リップノイズ といってどちらも曲の中では邪魔になってしまうノイズです。
実はこれらは、録音前・録音中のちょっとした工夫で軽減することができます。
ノイズが発生する原因
ノイズが発生する原因は…
エアコンや換気扇などの駆動音や空気の流れによって発生する。
マイクに息を吹きかけることで発生する。
「はひふへほ」のように息が前に出るものや「ぱぴぷぺぽ」のような破裂音の時に多い
口の乾燥により唾液の粘り気が強かったり唇がくっついてしまい、口を動かすときに「ピチャ」「パッ」などのノイズが発生する。
逆に水分が多すぎても口の中で「ピチャ」と鳴ってしまう。
とこんな感じです。
リップノイズは口が乾燥してても潤っててもダメなの!?
そんなことないですよ!なにごとも程度が大事なのです。
ノイズを無くすには?
ノイズの少ない良い音源を録るためには録音場所や機材などの録音環境を整えましょう。
たとえば…
- 静かな部屋で録る
- ヘッドホンから音漏れしていないか確認する
- ポップガードを使う
- 適度な水分補給
部屋は静かで隣の部屋や外からの物音があまり聞こえないことが望ましいです。
エアコンや換気扇なども録音中は止めるようにしましょう。ただし、20〜30分録音したら休憩がてら換気をするなどして体調が悪くならないように気を付けてください。
録音時に聴いているオフボーカル音源がヘッドホンから音漏れしていませんか?
これもノイズになってしまうので音量調整をするか密閉型のヘッドホンを用意しましょう。
マイクを吹いてしまうことで発生するポップノイズは ポップガード で防ぐことができます。
Amazonや楽天で1000円以下のものがあるのでぜひ導入してみてください。
口の中が乾燥しやすい人は録音前・録音中にこまめに水分補給をするとピチャというノイズが防げます。
逆に口の中の水分が多くてノイズになってしまう人は録音前に歯磨きやうがいをするのが効果的です。
まとめ
ノイズは少しの工夫で軽減することが可能です。
録音環境や機材は人それぞれですが今回紹介した方法はほとんどがすぐに試せます。ノイズで困っている方に少しでも参考になっていれば嬉しいです!
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